SDGs4×NPO法人アクセス 質の高い教育をみんなに
- ssmmhhjinken
- 2021年9月22日
- 読了時間: 5分
更新日:2021年11月12日
こんにちは!
みなさん探究してますか?
探究って難しいですよね。
今回はSDGsのゴール4「質の高い教育をみんなに」について探究していきます。
その過程で僕が興味を持ったNPO法人を紹介しようと思います。
そして、そのNPOで実際に活動されている方のインタビューもあります!
教育に興味のある人、英語が好きな人には特に見てもらえるとうれしいです。
そもそもSDGsのゴール4って何?

SDGsのゴール4は「質の高い教育をみんなに」を目標としています。内容を簡単に言うと、2030年までにすべての子供が保育園や幼稚園、小学校、中学校に通い、読み書きや計算ができるようになることを目標としています。また、男女、障がい、人種の違いなどから生まれる差別をなくし、全員がこれから必要な能力を持つことも目標の中に入っています。
しかし、後で詳しく説明しますが、この目標にはたくさんの課題があります。
じゃあ具体的に何をすればこの問題の達成に貢献することができるのでしょうか?
そこで、この目標の達成に貢献していて、僕が興味を持った団体を紹介します!
認定NPO法人アクセス-共生社会をめざす地球市民の会
ということでこの団体についてまとめていきます。
認定NPO法人アクセスまとめ

認定NPO法人アクセスって?
認定NPO法人アクセス-共生社会をめざす地球市民の会
貧困で学校にいけない子どもが多いフィリピンでこどもたちに教育、女性に仕事のチャンスを提供する活動をしている
1988年10月1日設立
京都市に事務局
解決を目指す課題と活動する目的
フィリピンでは、6人にひとりの子どもが貧しさのために、小学校を卒業できていない。さらに、それが原因で大人になってからも安定した職に就けず、貧困の連鎖が起きている。
貧困で学校に行けていない子どもを学校に行けるように支援するなどして、貧困の悪循環を断ち切ることを目的としている。
主な活動内容
・文房具、制服、鞄などの物資や学校に納める費用を支給
・生きる力を養う補習授業
・給食の提供
・フェアトレード
・スタディツアーの開催
他にもたくさんの活動をしています。
実績・受賞
・360人以上の卒業をサポート
・給食を30万食以上提供
・幼稚園を建設
・京都市長表彰受賞
他にもたくさんの実績・受賞があります。
自分たちができること
・スタディツアーに参加する
・団体の会員になる
・フェアトレードに参加する
・インターンやボランティアをする
・お金、はがき、本などを寄付する
気軽にできそうなものから少し勇気のいるものまでありますが、気軽にできるものでいいから少しでも貢献していくことが大切だと思います。
こんな人におすすめ!
・アジアが好き
・英語を使いたい
・子どもが好き
・発展途上国の支援に興味がある
・教育に興味がある
・海外を気軽に味わいたい
僕はフィリピンが好きでこの団体に興味を持ちました!
この団体の特徴
ボランティア、インターン、寄付など、高校生でもSDGsに貢献していけるようにしてくれていると感じました。中古のはがきやCDなどを寄付することからも支援をすることができるため、最初の一歩を簡単に踏み出しやすいと思います。また、スタディツアーでは、実際にフィリピンに行き、身をもって現状を知るという貴重な体験ができ、魅力的です。
NPOへの質問

実際に認定NPO法人アクセスで活動されている方にインタビューをしました!丁寧にご回答くださりありがとうございました。
・団体として中高生に知ってほしいことは?
私は大学生の時に初めてボランティアをしました。フィリピンを訪問し、都市スラムや農村でホームステイをしたり、子どもたちと交流したり、文房具を寄付したりしました。その活動を通じて知ったのは、貧困の中で生きる人たちは無力ではないということ。貧困地区で生きる人たちと私は、何ら変わりない同じ人間だということでした。
私が出会った人たちの暮らしは質素で、日本に比べるととても「貧しい」ものでしたが、できる限りのおもてなしをしてくれ、私はその人たちの心の温かさを感じて、とっても幸せな気持ちになりました。国際協力やボランティアというのは、心の交流なのだと、その時に学びました。
「豊かな人が貧しい人を救ってあげる」というような上から目線の行為ではなく、「大変な中でも懸命に生きている人たち」と、「厳しい現状を何とかしたいと思う私」が出会い、心が通った時に、「どうしたら解決できるかを一緒に考え、一緒に行動する」のがボランティアなのだと思いました。皆さんにはぜひ、モノやお金を送るだけではない、心の通った交流や協力を体験してほしいです!
・活動していて良かったことは?
私たちは1988年からを続けてきました。
長年行ってきた教育支援プログラムのおかげで、大学を卒業し、教師になったり警備員などとして安定した仕事に就ける人が出てきており、支援の成果を感じています。
また、教育支援を行ってきた子どもたちの保護者が協力し、地域の子どもたちを見守り支える体制ができてきているのも嬉しい事です。たとえば、ある集落の子どもが学校を休みがちになっていたのをとある保護者が発見。その子の親が出稼ぎに行っているため、その子の通学時の身支度を手伝う人がおらず、休みがちになっているとわかりました。それを知った保護者は、話し合って交代でその子に朝ご飯を届け、またその子のきょうだいに働きかけて、その子の身支度を手伝ってやるようにと話しました。そうした働きかけのおかげで、その子は無事に学校に通えるようになりました。
そんな風に、NGOが働きかけることで、地域の大人達が地域の子どもたちのことを見守り支える体制が作れるようになってきたことが、大きな成果だと思っています。
NPOについてまとめてみて感じたこと
今回NPOについてまとめたのは、SDGsについて知ることが目的でした。しかし、一回それに関係するNPOを調べたことで、SDGsの知識や自分が本当に興味のあることを頭の中で整理することができました!また、NPOについて調べるのは初めてだったので、NPOがどのようなものなのかを知ることができました。
探究って難しいけど面白いですね!最後まで読んでくださりありがとうございました!
<参考資料>
SDGsクラブ 日本ユニセフ協会
認定NPO法人アクセス
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