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SDGs1×NPO法人国境なき子どもたち 貧困をなくそう 

更新日:2021年9月25日




SDGs1番のゴールってなに?

○「2030年までに、世界中で極度に貧しい暮らしをしている人をなくす」

○「それぞれの国の基準でいろいろな面で貧しいとされる男性、女性、子どもの割合を少なくとも半分減らす」

○「それぞれの国で、人びとの生活を守るためのきちんとした仕組みづくり対策をおこない、貧しい人や特に弱い立場にいる人たちが十分に守られるようにする」

○「貧しい人たちや特に弱い立場にいる人たちをはじめとしたすべての人が、平等に生活に欠かせない基礎的サービスを使えて土地や財産の所有や利用ができて新しい技術や金融サービスなどを使えるようにする」

○「貧しい人たちや特に弱い立場の人たちが、自然災害や経済ショックなどの被害にあうことをなるべく減らし、被害にあっても生活をたて直せるような力をつける」


以上の5個の目標を、先進国からの支援などを通して達成しようとしています。




世界の現状とは?

世界では、6人に1人(3億5600万人)の子どもたちが、「極度にまずしい

」暮らしをしているといわれています。

※ユニセフ調べ

また、世界のストリートチルドレンの数は1~1.5億人といわれていて、非常に多くの子どもたちが貧しい生活を送ることを強いられています。








SDGs×NPO法人「国境なき子どもたち」

 ここでは、NPO法人「国境なき子どもたち」(以下KnK)が貧困問題を解決するためにどのような活動を行っているか簡単にまとめてみました。


 KnKとは

 ストリートチルドレンや人身売買の被害にあった青少年など、自分の努力では過酷な環境から抜け出せない子どもたちを支援するために1997年に作られた団体です。


 KnKが掲げる目標

 支援を受けている子どもたちがある一定の年齢を超えたら支援を受けられなくなることがあります。KnKではその年齢が15歳の壁と呼んでいて、そんな壁をなくす活動を主に行っています。


 KnKを通して自分たちが出来る事

 ・友情のレポーター

 世界各国で取材を行いながら、日本の子どもたちと世界の子どもたちとの友情を育むための、11歳から16歳の子どもたちが参加できる活動です。

中高生のうちに世界各国を見ておきたい方、世界の子どもたちとつながりたい方におすすめします!

帰国後は自分が見たこと・知ったことを自分の言葉で日本の人々に広く伝え、日本で暮らす私たちにどんなことが出来るのか考えていきます。

 

・友情の5円玉キャンペーン

 5円玉はご縁につながると言われているので、KnKでは「友情の印」としています。

そんな5円玉を友達同士やクラスで集め、KnKに送ると、世界の恵まれない状況にある子供たちのために使われます。

「募金をしてみたいけど、ひとりだと少し勇気が出ない」・「たくさんのお金を集めて、貢献したい」など協力したいと思って頂ける方を募っています。


➭募金したお金は…

Food…1500円でバングラデシュの子どもひとりに12日分の食べ物を提供できます Clothing…3000円でフィリピン「若者の家」で暮らす兄弟ふたりに通学用の洋服を提供できます Study…7500円でシリア難民の子どもひとりが約4ヶ月間、スポーツや音楽などの授業を受けることができます Job Training…10000円でカンボジアの青少年ひとりが約6ヶ月以上職業訓練が受けられます Emergency…50000円で大型台風によって被災したフィリピンの15世帯にそれぞれ30キロのお米を提供できます



団体へのインタビュー

 KnKさんのHPでは得ることができない情報を得るため、私は実際にKnKさんに質問を

しました。ここの記事では、団体に関する質問・回答を紹介しますが、メニューの「生の声」のページでは、様々な質問・回答を紹介しているのでぜひ見てみてください!


 〇団体のアピールポイントは?

 →「国境を越えてすべての子どもに教育と友情を」というビジョンにあるように、諸外国と日本の子どもが教育を受け、友情を育み、共に成長できる社会を目覚ましているところです。日本の子どもが参加できる国際協力を続けていることもアピールポイントだと思います。


 〇活動していて良かったことは?

 →昔支援していた子が大人になり、妻子と暮らす自宅に招待してくれて食事をご馳走してくれた時はとても嬉しかったと、ひとりのスタッフが話してくれました。

私は、普段活動する中で、私たちの活動で楽しそうにしている子どもたちを見ると嬉しくなります。また、国が異なるスタッフたちとチームワークを築いて一緒に働く楽しさを味わうことも、よかったと思う点です。


 〇HPを作る際の注意点は?

 →活動報告を載せる時に、支援される側の方が見ても、嫌な思いをしないような内容や写真を心がけています。

 

 〇中高生におすすめする団体の活動は?

 →高校生の方が参加いただける、友情の5円玉キャンペーンや友情のレポートという活動があります。また、特にコロナ禍においては、オンラインイベントも開催しています。


感想

 団体のHPやインスタグラムを見て、自分なりにまとめていく中で「楽しそう」と思いました。ただの募金という感じではなく、友達同士や学校のクラスなどの団体で参加できる活動があるのがとても参加しやすそうでした。HPに自分たちが募金したお金が、何に使われているのかが明確に書いてあってわかりやすかったです。

 また、インタビューをする際、私はインスタグラムのDMでコンタクトを取りました。急な連絡だったにもかかわらず、気軽にお答えしてくだっさったのでわからないこと・知りたいことがあったら積極的にコンタクトを取ればいいと思います!



参考資料

 KnKさんのHP


 KnKさんのインスタグラム


 ユニセフ(SDGs1番 解説)

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